何かと社会問題になっているSNSの「不適切動画」若者の行き過ぎた行動

インターネットの普及がますます加速し、私たちの生活になくてはならない存在となってしまったスマホ。

情報化社会の中で、今や全ての疑問や問題など、調べればすぐに答えが見つかる時代となり、とても便利で快適な環境となっております。

ですが、適切な使用をせず一歩使い方を間違えれば

一気に情報が外部に漏洩するとても恐ろしいツールだという事もしっかりと認識しておいてもらいたいたい。

 

 

その投稿はすぐに消去できるが、永久的に残るものである

 

現在、若者の間で大流行のSNS

twitter     Facebook   instagram    TikTok など

若者に限らず、流行に敏感な方であれば利用している方も少なくはないだろう。

そんなSNSがきっかけで大問題を引き起こしているのはご存知でしょうか。

それが、「不適切動画」  の投稿

ネット界では「バカッター」 や 「バイトテロ」などと呼ばれる

 

2007年、某牛丼店にて”テラ豚丼”というアルバイト従業員の問題行動があり食べ物を扱う仕事として不衛生だという批判があり、ニュースなどにも取り上げられている。

 

その後もコンビニのアルバイト店員がアイスクリームの冷蔵庫ケースの中に入っている写真が投稿され、新聞にまで取り上げられている。

 

最近では、マンションの貯水槽で清掃業の職人が泳いでいる動画が投稿されていたり。

 

そして海外でも

台湾の某有名ファストフード店の店員が調理場のシンクでシャワーを浴びている姿が激写されたのが投稿され問題となっている。

これら全ては職場での不適切動画です。

 

職場ということはどういうことか、仕事としてビジネスとしてる以上、社会的信用問題が崩壊することは紛れもない。

 

そして問題を起こした張本人だけでは済まされない。社会的信用を失うと会社は一瞬にして倒産もありえるのだ。

 

某有名寿司チェーン店では従業員のいたずら動画から炎上を招き。

その会社の株は大暴落。

株価が下落することによる、損失は時価総額で27億円にも及ぶ。

会社の規模が大きく、皆さまが知っている企業名になればなるほど、報道され話題になり拡散され問題も大きくなっていく。

訴訟や法的起訴や損失による賠償請求など。

たった一本のふざけた動画をおもしろ半分で投稿した代償は一生かかっても返せないだろう。

 
そしてネットの恐ろしさはその投稿が瞬く間に拡散され、投稿者が投稿を削除しても、すでに世界中に広まっていてもおかしくはない。
広まってしまった投稿を全て把握はできないし、全てを消去する事も厳しいだろう。
ネット上にその投稿は残り続け、何年経っても常に人の目に触れる環境にある。
仮にネット上では消去出来てもブラウザの外に出てしまえば、もはや完全に消去は不可能である。
消し去りたくても根源から消し去ることはできない。一生残り続けるのだ

 

これがネットの恐ろしさである。

 

若者の善悪の判断とネットリテラシーの低さ

 

現在、小学生でもスマホを持ち、またいつでもインターネットに接続しSNSへの投稿が容易になっている。

だが学校ではそういった教育はなされていない。

なにが本当の使い方なのかもわからず流行りにのっておもしろい事をのせて「いいね」の数を増やすことで高揚感を得ている。

そしてそれは小学生だけで無く、SNSにハマっている全員にも共通する事だろう。

しかし、これまでのように「過激動画」を投稿したり

だんだんと行動自体に過激さがエスカレートしている。

 

そして、生活の枠を超えたインターネットにより今や世界中のどこの誰とも繋がりを持てる。

”顔も身元もわからない見ず知らずの誰とでも”だ

 

現実世界では繋がれないような多くの人たちに評価されることによって承認欲が満たされ、孤独感を感じなくなる事によってさらなる依存に陥ってしまう。

 

一度、社会問題として報道されると個人はいとも簡単に特定される。

その人の情報が調べられ、ネット上には顔写真や出身校、出身地、家族や様々な情報がまとめられた記事がいくつも誕生する。

自分の名前を検索するだけで、複数の記事がヒットし、ネットに残されたの悪意は自分人生に常に刻まれる

デジタル・タトゥーだと言う事をしっかり学ぶべきタイミングに来ているのだと思う。

 

 

ネット対策について

 

ネットの炎上が話題になり、問題動画などで企業が今まで築き上げたものを壊されないためにも

守秘義務や情報漏洩の禁止など、契約条件としてもネット対策は必要である。

 

ルールと罰則が必ずしも得策では無い。

 

まだまだ責任感に乏しい彼らはこんなに大問題になるとは思っていないので軽はずみに投稿する。

一方で、コンビニで商品のおでんを指で突くといった

法的にもやってはいけないと誰でもわかるような事をする輩も存在する。

 

ルールや罰則で固めすぎるとかえって働きにくい労働環境になってしまうかもしれない。

 

法定速度が決まっているからといって、どれだけの人が制限速度内で走っているだろうか。

 

 

SNSは使い方次第では新たに良い人脈を作ったり、仕事に繋がる事もある。いい方向に変わるとても便利なツールにもなります。

 

そんなSNSとの付き合い方をしっかり考えていきましょう。

 

 

 

まずはしっかりと社員教育を実施する事。

 

そしてこれも難しい問題ではあるが

アルバイト、建設業などでは元請けはもちろん全ての下請けまでを教育し管理しておかなければならない。

 

まずは、ネットの恐ろしさをしっかりと理解させ、善悪の判断をつけるレベルまでしっかり教育するのも今や企業の人材教育としての任務なのかもしれない。