今回は ” 若者が辞めていく会社はなにが問題なのか “ について。
どの業界でも人手不足に悩む昨今では人材の確保と共に若者の育成に力を入れて行かなければなりません。
ですが、若者がなかなか定職しない、すぐに辞めていく。
そんな悩みがあとを追わない、そんな会社になにが足りないのか。
目次
すぐに辞める若者の問題
若者が辞めていく原因として投げかけられるのは、会社の優遇や労働環境、人間関係など様々で
確かにそのような不満などから職場を離れることは考えられる。
だけど本当にそれだけが原因では無い。
全ては
メンタル
です
先ほどの原因はやめる為の理由でしかないのです。
嫌なことや、辞めたいと思う気持ちは誰にでも湧いて来るもの。
そのネガティブな思考を変えられる気持ち
多少の我慢は何事にもつき物ですが、そこを乗り越えられればまた違った考え方も生まれてきます。
その我慢が自分を成長させると若い頃はわからないのです。
会社の優遇面など変えられるところを改善しても
辞める辞めないの最終的な判断は自分自身です。
ましてや新卒社員は今まで、学校という枠組みの中でしか生活して来なかったのですから。
社会にでて働く環境は初めての経験です。
人は何事にも初めてはありますが、それが悪いと言っている訳ではありません。
初めての事には不安や不満はつきものですし、環境の変化というものを人間は嫌う傾向にあり
現状維持が居心地よく思う生き物なのです。
ぶつかる障害を乗り越えてこそ成長に繋がるのですが、
そのメンタルが備わっていない若年層には嫌になるとすぐに理由をつけて辞めてしまうという現象が起こるのです。
厳しい事を言うと、
” うまくいくやつは何をしてもうまくいく ”
今の仕事が向いていない、自分が求めていた仕事では無い。もっと他の事で結果を出してやろうと思うのは自由です。
ですが、嫌な事やしんどい事、辛い事を乗り越えられない人間が、他の事をやったとしてうまくいくのだろうか。
ものごとに取り組む気持ちの重要性
あなたの周りにもなぜかすぐにうまくいく人、何をやっても結果が出る人がいて不思議に思う事はありませんか。
その人たちが特別なんてことはありません。
本質を捉えられるか
これこそが重要になってきます。
どうしたら仕事がうまくいくのか、しんどい事に対して辛さを乗り越えるにはどうしたらいいか。
自分を成長させるには。。。
など自分の中で試行錯誤し行動に移すその繰り返しで人は大きくなり成長します。
自分の殼を破るためには何より気持ちが大事なのです。
やる気を出すのも気持ちの持ちようからです。
だからと言って「今の若者は・・・」とか「俺たちの時代はこうだった」とか
「今の若いやつは根性が無い」
といった古い考えを押し付けるのも時代にそぐはない
むしろそんな事言っている人たちがいるから若者は、「この人たちとは合わない」だとか「こんな古い考えを押し付けられるなら違う会社にしよう」と逃げていくのです。
だれでも価値観の合わない人たちとは長く付き合えないですよね。
転職についての時代の変化
現在インターネットの普及などでiphoneからでもすぐに転職活動する事が可能である。
以前は職業案内所や紙の求人広告から応募していたのがとにかく簡単に行える時代になっている。
かつて転職というとあまり良い印象を持たない時代から抵抗なく転職できる時代の変化もあります。
時代時代と言っているが、技術の発達により変化していくものであり
価値観がかわっていくのは仕方がない、ただそれについて行けない会社こそが取り残されていくと共に、
若者の価値観を汲み取れず入って来てもすぐに辞めていくのです。
終身雇用という概念がなくなると言われる時代に若者の将来を考えてあげる必要がある。
仕事を通して今できる事
会社は早く辞めることを想定して求人を出している訳ではない。
ただ一人一人仕事に対しての目的も違うと思う。
キャリアアップするために、自分を成長させる仕事につく
このように野心を持っている人や
給料が高いところがいい
自由に働けるところがいい
といったライフスタイルにあった働きかたを求める人たちもいる。
それぞれの個性を持った人たちを伸ばせる会社はやはり強いが、なかなか難しいのも事実です。
まずはしっかりとお互いがオープンにし、理解しあえる環境なのか、その情報をしっかり集めた上で就職するのが望ましい。
そして、その後会社ができることはメンタルトレーニングです。
その人の才能を伸ばすためにもまずはしっかりと気持ちのケアが大事になってきます。
結局は人間同士の関係なので
夢を持って働けるのかどうかそしてこの会社に入ればどんな素敵な道が待っているのかそれを教えていける会社になることです。