修行はムダ?プロになる為の下積について。

その道のプロになるという事

 

仕事におけるその道のプロとは「生計を立てれるかどうか」だけではない

お客様のために求められた事をするのがプロフェッショナル、自分の満足の為に好きなことをするのがアマチュアだという。

ただ、それだけでまとめられるほど簡単なものではないし、人によってもその定義は違うと思う。

プロと言っても、サッカー選手やプロ野球選手のようなスポーツアスリートのような人達から

職人もそう、寿司を握る職人、建設業で働く職人、また伝統工芸などの職人

画家やアーティストなどすべてがプロフェッショナルであり、

それぞれの分野に対して専門的知識が豊富であり、人に教授することのできるのもその道のプロである。

玄人であるプロには誰でもすぐになれるものなのか。

生計を立てれるのかどうか。

仕事をする上では皆、お金をもらい仕事をしているからその道のプロと一般的には呼ばれる。

だがそれは必ずしも正しくは無い。

実際プロのスポーツ選手であっても食べて行けるほどの収入がない人は山程いる。

一方で会社員の方であれば入社したその月からお金が入ってくる。

ただ、とても専門的でレベルの高い人も、何の知識もない新入社員も同じであるという事になる。

お金を貰って生計を立てているからと言ってプロなのかというと、納得できない部分ではある。

それほどプロというのは曖昧な定義なのです。

寿司職人が何年も修行するのはバカ

今や有名な話ですが、

ホリエモンこと堀江貴文さんがツイッターに投稿した

寿司職人の修行についての話ですが、

「寿司職人が何年も修行するのはバカ」発言

これについて賛否両論があったが、これも今までの業界の価値観が強く根付いているため。

” コツコツ下積みをする事が美徳 “であったり

何年も修行をする事が努力だという日本人特有の価値観などもある。

だが、従来から当たり前になっている価値観を変えたのが堀江貴文さんの発言だと思う。

何を始めようにも誰もがすぐに出来るわけではない、技術を習得するのにはそれなりに時間が要するのも確かである。

赤ん坊が、大人の歩き方を見て自分も立ち方を覚えようとする、そして何かにつかまって立とうとして挑戦したり、失敗して転んだりを繰り返し一人で立てるレベルに成長する。

つまり生まれてすぐに立って走り出す赤ん坊はいないという事だ。

これは誰もが理解できる事であるが、いざ大人の世界になると何でもすぐに出来るというのは間違っているのではないか。

職人などの世界にも共通するが、どんなに技術を習得したプロであっても成長に終わりは無い。

常に努力し、修行しているようなものなのである。

そうなると、どこからがプロで、そうでないのか。下積み期間なのかそうでないのかの境界は無に等しい。

つまり、何年も何十年も下積みしている人は、目標が見えていない、

目的のない修行期間など人生の時間を無駄に浪費しているだけだ。

独立を考えているのであれば、タイミングはやってくるものではない。

一人前になったからといってそこがゴールではない。

ステージが変わればまた新たに勉強期間に入る。

そこでも失敗や成功を繰り返して成長していくのだ

無駄をなくせば何十年もかかる事ではない。

要点だけをしっかりと捉え、集中的に極めればある程度は一人前になる。

そこから環境を変えて自分をもっと成長させろという事だろう。

時代にのれば無駄な時間を節約できる

寿司であれば今やネットなどに情報は転がっているし、修行なんかなくても誰でも作る事ができる。

” 飯炊き3年握り8年 “なんてのは情報が出回ってない時代のこと。

できる人に教えてもらうしか術がなかった為、修行をするしかなかった時代だからこそ

修行こそが技術を磨くための美徳だったのが

今や、誰でも見れるようになっている情報化社会でまだ修行なんかしてるのかという事だ。

前述のように、いきなり立てる赤ん坊がいないのは誰でも分かる、いきなり立てる赤ん坊になれと言っている訳ではない

建設業界にも通用する事

左官見習いであれば

” 運び(材料練り)3年、塗り8年 ”

これもまた同じ事である。

建設業に人が定着、成長しない理由。

建設業で一人前の職人になるには時間がかかる、、

何年も修行をして、、

そんなのはどの業界でも同じ事なのになぜ建設業だけがそんなイメージが強いのか。

それは 業界自体が職人気質で” 考えが古い “ これに尽きる。

職人といえば頑固なイメージがあるかと思うが、実際昔の習慣のまま変わろうとしない。時代に合わせようとしない。まさに頑固者

時代遅れの業界に若者が入ってくる訳がない。

そのことを理解している業界人はどれほどいるだろうか。

自分たちの常識を押し付けない、自分たちの技術を受け継がせる事。人を育てる事に誇りを持って

業界を変えていかねければならない。

人の作業をどうすれば楽になるか。効率よく人を育てるにはどうすればいいか。

よりよくしていこうと考えている会社が生き残っていく時代になります。

「建設業で何年も修行中?バカじゃない?」

という時代がこれから来る事も忘れずに

まずは、皆様ひとりひとりの意識を変える事が、業界をよくしていく事なのは間違いありません。