建設業の現場で働く業界の仕事4つの魅力

 

建設業の魅力って何?

建設業界に興味を持っている人もいれば、まったく興味がない人もいると思います。

建設の現場で働く仕事には、4つの魅力があります。魅力を知ることで建設業界に興味がわいてくることでしょう。

 

1.自分の仕事が形として長く残る

 

建設業の仕事内容は大きく分けると、住宅や病院などの建物を作る建設一式工事、道路・橋・水道などを整備する

土木一式工事、大工工事や鉄筋工事など専門的な技術を必要とする専門工事があります。

どのような仕事であっても、作ったものは形として残り

建物を建設するとその建物は何年、何十年とその場所に建っています。

住宅の場合なら10年以上はその場所に人が住み続ける。つまり、自分の作ったものが長い間形として残っているのです。

普段よく利用する通りなどなら、自分が作ったものを毎日のように目にします

仕事の成果を目に見える形で実感でき、達成感がある。   

また、橋や道路などは地図に載ります。出版された地図は図書館などで長く保存されるので、建設物が壊されてしまった後でも作ったことが記録として残ります。

 

2.作っていく過程を見ることができる

 

大きな建物や橋など、どうやって作ったのだろうかと疑問に思ったことがありませんか。

子供のころ、不思議に感じたことがあるのではないでしょうか。

建設業の現場で働いていると、作る過程を一から見ることができますし、土地を整える、基礎を作る、そういった工程を間近で見て知ることができるのです。

こういったことは現場に出て見ないとわからないことで、

書籍などから情報を得ることもできますが、百聞は一見に如かずというように実際に自分で見ることでわかることがあります。   

一つの構造物を作るには時間がかかります。

数か月で完成するものもあれば、サグラダファミリアのように着工から130年以上経って現在でもいまだ完成していないものもあります。        

すぐに完成した姿を見ることはできませんが、完成したときには感動を覚えることでしょう。

 

3.コミュニケーション能力が磨かれる

 

現場では男性、女性、若い人、年配の人など、さまざまな人が関わっています。

普段の生活では、同じ年代の人、気のあう人としか関わらないはずです。

違う年代の人や気のあわない人とは、意識しないとなかなか関わることがありません。 

しかし、現場では多くの人が携わっているため、多くの人とコミュニケーションをすることになります。

今まで関わったことがないような人たちとうまくやっていくために、コミュニケーション能力が磨かれていくのです。      

また、多くの人と関わることでこれまでとは違った視点でものごとを見られるようになったり、他の人の価値観を知ることもできます。

多くの人と関わることで発見もあるかもしれません。

 

4.貢献感がある

 

住宅はそこに住む人がいます。学校はそこで学ぶ人。橋はそこを渡る人。水道は水を使う人。このように、作ったものが誰かに役に立っています。    

誰かの役に立つことができたと実感できると、貢献感を得ることができます。

誰かの役に立ったと感じたり、貢献感を得ることができると、自分はいてもよい存在なのだと自己肯定感が生まれます。      

作ったものがすぐに壊されてしまったり、誰の役にも立たなかったら、仕事にやりがいを感じることは難しいでしょう。働く意欲が低下してしまいます。 

建設業の場合は作ったものが誰かが実際に使って役に立ち、長く形が残るものが多くあります。

大きなやりがいを得ることができ、さらに仕事への意欲が増してくることでしょう。そして、さらに貢献感を得ることができます。

 

いかがでしたか?

建設業と言っても様々な業種があり、同じ業界でも職種が違えば全くと言っていいほど魅力も違うと思います。それぞれに特徴がある業界だからこそ

興味のある業種に飛び込んでみると見える世界も広がるかもしれませんよ。

 

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